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ムンタ隊員の雑記ブログ

保育士は「子どもと遊ぶだけ」と思われるけど、実際「保育士の考える遊び」とは?

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ども!元保育士のムンタ隊員です。

 

意外にも昨日書いた記事が多くの方に読まれて嬉しい限りです

テレビ番組「ゲンバビト」。保育士の1日に密着!についての内容と感想 - たのてちょう

 

と、同時にやはり保育士の仕事を知らない人には「保育士って何が大変なの?

 

という声も上がっているという現実

 

 

これは本当に悲しい(--〆)

私もベビーシッターをしていますが、ここまで直球の問いかけはないが……

 

保育園に接点ない人は、保育士の仕事が見えないが故に、そう思うんだろうな。

 

世間が思う保育士のイメージって

・保育士って子どもと遊んでいるだけ

・趣味の延長みたいなもの

というイメージも少なからずいると思います。

 

なので今回は

「保育士が子どもと遊んでいる時だって、色々と考えて遊んでいる」

ということを伝えていきたいと思います。

 

保育の専門用語を出すと難しくなるので、出来る限り噛み砕いて伝えていきます。

 

1 「遊び」というイメージ

 

子どもと遊ぶ。

 

「鬼ごっこ」とか「かくれんぼ」。もしくはボールとかで遊べばいいんでしょ?

 

こんな声が聞こえてきそうです。

ここで、質問。

 

質問

・何でその遊びにしようと思いましたか??

 

・子どもが好きな遊びだから

・一緒にやって楽しいから

・「遊んで」と言われたから

などの理由が出てくると思います。

 

もちろん、保育中にもそれらの理由もあります。

 

子どもから「鬼ごっこしよう」と言われたら、その意見を拒否する必要はありません。

 

ただ、これはあくまで

子ども→大人への「受動的」なもの。

 

これも大事ですが、保育たるもの大人から子どもに「遊びを投げかけなければいけない」場合も多いです。

 

質問

・あなたから子どもに「遊び」を誘います。

 何をして遊びますか?また、何故、その遊びを選びましたか??

 

結構、「なんとなく」という考えや「大人が楽しいから」「興味をもってくれそうだから」という曖昧な考えをしたりしていませんか?

 

保育士の「遊び」というものは、「なんとなく」「興味をもってくれそうだから」というような曖昧なものでは成り立ちません。

 

<個人の場合>

・子どもの年齢や発達を見る

・今、この子は何に興味を持っているか

・この子の「何を」伸ばしてあげたいか?

(指先を上手に使えるようにする。集中力をつけさせたい。など)

・どんな「遊び」をしたら伸ばすことは可能か?

・その遊びに興味を持たせるには、どうしたらよいか?

 

上記はあくまで「1人」を対象にした場合です。

これが「集団」になると、その人数分を考えなくてはなりません。

 

<集団の場合>

・今、「この子たち」は何に興味関心を示しているか

・クラスとして伸ばしていきたい部分は?

・なおかつ、個人の「何を」伸ばしていきたいか?

・どんな「遊び」を提案するか?

・興味を持たせるには、どんな声掛けや働きかけをすればいいか?

 

とこのように「保育士の遊び」は常に考えれています。

 

1つ言っておきますが、これは

「遊び」に入る前(誘う前)の話です。

 

 

2 遊びの最中の保育士の動きと考え

 

先ほどの内容は「遊びに入る前」の段階。

ようは「何の遊びをしようか?」の考えている部分です。

 

次は「遊んでいる最中」の話しです。

 

仮に「鬼ごっこ」を10人くらいで遊んでいるとします。

 

おそらく大人は

・見ている

・一緒に参加する

 

の2つの行動になると思います。

 

・2つ質問

①何故、あなたは遊びを見ているのですか?

②何故、一緒に遊びに参加したのですか?

 

 

考えましたか?

 

保育士の場合

<遊びを見ている場合>

・今は「友だち同士の関わり」を大事にしたいから

・ルールを教えているので「審判役」

・今は「大人の関わり」は必要ない場面だから

 

<一緒に参加>

・初めての遊びなので、保育士も入ってルールを教えると同時に「楽しい」を共有するため

・足の速い子がいるから、偏りをなくすため。

(足が速い子は大人を追いかけるのも、追いかけられるのも楽しい。反対に遅い子に合わせて、「捕まえる」「追いかける」楽しさを味わえるようにする)

 

 

重複しているものもありますが、

「その場の状況と子どもたちの人間関係によって見定めている」

という理由です。

 

もちろん子どもから「一緒にやろう」と言われたら、基本的には遊びますが、時には見守ることも大事になります。

 

何でもかんでも大人が入ると(特に4歳以上)大人が「お山の大将」になりかねないです。

 

場合によっては必要ですが、様子をみて下山しないと

大人がいないと遊べない

という状況になってしまいますので、そこの駆け引きが難しい所です。

 

3 遊びの中から「育てる」「見守る」

 

上記までは「こちらから子どもに遊びを提案する場合」の話しでした。

 

今度は「子ども自身がすでに遊んでいる場合」の話しになります。

 

育児でも保育でもありますが

「1人遊び」をしている場合ってあると思います。

 

どの年齢でもあります。

 

ここの見極めって以外に難しいんですよね。

 

「あれ?もしかして友だちと遊べないでいる?」

 

と心配な部分も見られる時があります。

 

そんな時「○○くん。何をしているの?」と声をかけたくなりますよね!

 

 

でも、待って下さい!

 

場合によっては声をかけない方がいい場合もあります。

 

その場面は

「1人遊びが充実している時」です。

 

子どもの発想力は無限大ともいえるくらいの可能性を秘めています。

 

もしかすると、まだまだ広がるイメージかもしれない。

でも、その時に「何しているの?」と大人が声をかけるとイメージは「そこで」止まってしまいます。

 

そこから大人と関わることで

「イメージを膨らませる」ことも可能ですが、難易度は高いです。

子どもと同じ目線。考えにならないといけません。

 

その為には

普段からその子は

・何の遊びをしてるか?

・絵本はどんなのが好き?

・友だちは誰と何をしてるか?

・何のおもちゃに興味を持っているか

などを理解しておく必要があります。

 

そこを理解しておらず、子どものイメージに入ると

「大人が子どものイメージを壊してしまう」

可能性が十分にあります。

 

そのイメージは子どもの「好奇心」です。

その好奇心を壊してしまっては、子どもがかわいそう。子どもは想像力豊かであって欲しいと私は思います。

 

<関連記事>

1歳児は「好奇心が育つ時期」!育児で気をつけていきたいこと - たのてちょう

 

なので、大人が何でもかんでも介入する必要はありません。

ときには「子どもを見守る」ことも大事。

 

 

そして、その中から「育っている部分」を探して「伸ばしたい所」を見つける。

 

そしたら先ほどの「遊び」を考える時のように

 

・今、この子は何に興味を持っているか

・この子の「何を」伸ばしてあげたいか?

(指先を上手に使えるようにする。集中力をつけさせたい。など)

・どんな「遊び」をしたら伸ばすことは可能か?

・その遊びに興味を持たせるには、どうしたらよいか?

 

を考えてあげる。

 

保育の中の遊びの中で、保育士はこのような考えを常に人数分、グルグルと考えている状態です。

 

これでも「このくらいなら簡単」と思うのであれば、

あなたは保育士に向いています!

 

4 まとめ

 

これが「保育士の遊び」です。

これを1人ひとりに対しての声掛けや働きかけをします。

 

子どもは常に「同じ行動」はしてくれないです。

昨日は楽しかったけど、今日はつまらない。

 

急に興味がなくなった。

 

色々あります。

 

それら全てにおいて「何故?」を考えながら、子どもを誘導して成長できる場面を用意する。

成長が見られたら褒める。

そして、伸ばす。また考える。

 

これの繰り返しになります。

 

そして、今回は「書類」については書いていませんが、この内容や計画を日誌や個人記録などの書類として、残す作業も膨大にあります。

(もちろん、それ以外の書類も)

 

保育士は

子どものことを優先に考え、物事に興味をもてるような声かけ。

そして、楽しみながらするには「どうやったらいいか」を常に考えています。

 

なので、本当に

「保育士に簡単になれる」

「保育士は子どもと遊んでいるだけ」

というイメージが本当に悲しいです。

 

現場の保育士の仕事の大変さ。

そして、保育の重要性について、少しでも理解を広められたらいいな。

 

 

最後に保育士にも子育てにも役立つなと思うサイトがあるので載せておきます!

保育士ぽっくる先生の”保育の知恵袋”

 

・保育士

・実習生

・親子向け(とは書いてないけど、個人的に家でもできるものが多く楽しそうなので書いておきます)

是非参考にしてみてくださいヽ(^。^)ノ

 

 

おわり