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ムンタ隊員の雑記ブログ

認可外保育園での事故発生率が2倍!?またもや「うつ伏せ寝」からの死亡事故。この事件を元保育士が考察してみる

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なんとも痛ましいニュースだろうか・・

またもや発生した保育園の午睡時での「乳幼児突然死症候群(SIDS)」による死亡事故

 

news.livedoor.com

 

なぜ、このような事件が絶えないのかを元保育士なりに考察をしてみます。

 

その前に。このニュースのタイトルがひどい!

認可外の保育園での自己が2倍になっている。これだと、単に「認可外保育園」は事故が起こりやすいので気をつけてね!

と保護者を不安にさせる内容になっている。(数字が物事を語っていると言われたらそうなんですけどね)

 

さて、本題に入ります。

 

1 認可外保育園とは?

 

簡単に言えば、国から許可がおりてない保育園(無認可)のことです。

・保育する広さが足りていない

・保育士資格所有者が規定の人数がいない(1歳児は6人に対して保育士1人。つまり7人いた場合は2人以上いないといけないのに1人しかいない)

・設備が整っていない。

 

など、保育ができる基準に達していない保育園のことです。

 

個人的に許可がおりていない保育園を保育園と呼ぶこと自体が恐ろしいですけどね。

 

どれだけ、保育園(子どもを預ける場)が足りていないかが物語っています。

 

そして、言ってしえば個人でもやろうと思えばできることです。

さらに、認可外は設定金額が高いです(10万以上)。

その分、「24時間保育」を実施している所も多いです。

 

だから、単純に事故の発生率も高くはなります。

 

↓認可外をもっと知りたい人はコチラをご覧ください↓

mamari.jp

 

2 認可外保育園に預けるのは危険なのか??

 

そうではないですよね。

実際に、認可だろうが家庭だろうが「起こりうる事故」です。

 

中には

・保育士資格を持ってるけど知識がない

・資格がないから日々勉強しながら、学び、命について考えている

 

いろんな人がいます。

 

つまり

・保育士含め、その場で働いている人たち全員の意識の問題

になります。

 

3 乳幼児突然死症候群(SIDS)とは?

 

うつ伏せ寝からの「窒息死」ということになります。

 

ただ、解明できていない部分もあるようなので、うつ伏せ寝以外でも観察が必要になります。

 

特に(0~1歳)くらいの乳児であれば、

保育園の午睡時に5分に1回は全員の呼吸確認をするようになっています。

子どもの命を守るためには必要なことです。

 

ただ、その為の人員も欲しい所です(仕事が何もできん)

 

ちなみに

・日本では年間約150人が死亡。死亡原因2位

・アメリカでは1位

 

というように、突然起こりうるものなので未然に防ぐというのが、かなり難しいです。

また、乳幼児突然死症候群は「元気だった子ども」も対象なので、本当に怖いです。

 

赤ちゃんは育つにつれて「寝返り」ができるようになります。

 

ただ、寝返りをして「うつ伏せ」状態からの「仰向け」への寝返りができるとは限りません。

 

とにかく、

子どもは

「仰向けで寝る(寝かせる)」ことを徹底することが最善の策になります。

 

私の息子もその当時、寝返りをよくするので夜中は気になって、深い眠りにつけないことも多かったです。

なので・・・

 

~世の中のパパさん!!~

ママはそこも心配で夜に深い眠りにつくことができない人がほとんどです。

 

その状態で日中、子どもと生活する!はハードな状態ということを理解してあげて下さい。

 

4 ~おまけ~「保育の質をあげろ」の国の対応との矛盾

 

こういう事故がおこらない為にも、子どもと関わる人たち1人ひとりの意識が重要になってきます。

 

この事故に限らずですが、事故や問題があるたびに「保育の質をあげる」と国からの催促がきます。

 

では、保育の質を上げるとは何か?

 

また、今回のような事件は何故怒るのか??その原因は?

 

 

こういうことを「話し合う時間」や「勉強する時間の確保」こそ保育の質を高められるのではないか??

と思うのですが、そうさせてくれないのがお国です。

 

国は結果や報告を見る集団は「書類」になります。

 

だから、ぶっちゃけた言えば「書類の質」の向上を目指せば、国からしたら「保育の質の向上」というように捉えることもできます。

 

例えば、午睡時のチェック表に「仰向けで寝てる」という証拠をとるために書類として「午睡時の身体の向きの記入」を書くことで良いわけです。

 

 

そこではないよね??

 

保育の質をあげるのに必要な要素ではないよね??

 

先ほども書いたように、私は

・保育士同士で十分に話し合いができる時間

・勉強する時間

の確保が現場の保育士の質の向上になると思っています。

 

今の段階で、それらをこなすには

・残業しての話し合い

・持ち帰って勉強をする

・日中は会議。終わらない書類は持ち帰り

 

これが

「保育士の仕事は24時間」と言われる原因です。

 

※昨年から、保育士の質を上げるための助成金が出ています。それらのほとんどは「研修費用」にあてられている様子。

研修で勉強も良いと思います。個人的には好きです。結構参加させて頂きました。ただ、その分の保育現場の仕事は誰かか受け持つか、はたまた持ち帰るか。という現実。

 

おわり